TBS『逃げ恥』スピンオフの可能性は否定 続編は「あったらうれしい」

TBSの4月期番組改編説明会が1日行われ、編成局長の伊佐野英樹氏、編成部企画統括の石丸彰彦氏、編成部長の菊野浩樹氏が出席。昨年に大ヒットを飛ばした新垣結衣と星野源の共演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の続編やスピンオフの可能性について質問を受けた石丸氏は「スピンオフはないです。続編はあったらうれしい」と回答した。
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恋ダンス効果もあり、昨年に大ヒットを飛ばした『逃げ恥』。同作の続編やスピンオフが製作される可能性について質問された石丸氏は「今現在言えることは、スピンオフはないです」と断言し「PART2に関して言うと、そうなったら、私は嬉しいです。個人的な意見で大変申し訳ありません」と苦笑。新ドラマ『あなたのことはそれほど』に関しては、既に略称が『あなそれ』に決まっているそうで、「略語が広まると非常に良い(笑)」と話していた。
『逃げ恥』や現在放送中の『カルテット』など、TBSは火曜22時のドラマの好調が際立つ。石丸は成長の要因について、「ここがドラマ枠になって、スパンとしては短いと思っているんですけれども、『F1(20~34歳の女性)、F2(35~49歳の女性)をメインターゲットに』という視点に変えてから、非常に良い効果が出ているなと思っております」とコメント。
さらに、「『逃げ恥』も当然そうですし、現在の『カルテット』も非常にコアなファンを得ているという確信がございます。4月から始まるドラマに関しても、日曜劇場はオールターゲットと思っていますが、火曜日に関して言うと、ぶれずにF1・F2をメインターゲットとして頑張っていこうと思っています。F1・F2の心に響くようなドラマになっていければ」と抱負を語っていた。