長塚圭史&前川知大が初タッグ! 舞台『プレイヤー』に藤原竜也ら豪華キャスト陣

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『あかいくらやみ~天狗党幻譚』『マクベス』などで知られる演出家・長塚圭史と、蜷川幸雄演出『太陽2068』などを手がけた劇作家・前川知大が初タッグを組んだ舞台『プレイヤー』が発表された。主演は、様々な作品で存在感をみせる実力派俳優・藤原竜也が務める。
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『プレイヤー』は、ある地方都市にある公共劇場のリハーサル室を舞台にした作品。様々なキャリアを持つ俳優たちが幽霊の物語『PLAYER』のリハーサルに励むが、「生きている人間を通して『再生』される」という物語を通して死者と繋がった俳優たちはやがて、その死生観に感覚を狂わされていく。
今作のベースとなるのは、2006年に前川が手がけた実際の舞台『PLAYER』。「謎の死を遂げた女性が生者を演じ、死後の世界から語りかける」というサイコホラーは、連日満員で小劇場ファンの間で話題を集めた。その後、長塚が「生きる物が死者の再生装置となっていく劇『PLAYER』」と「俳優たちが劇作家の言葉を再生する『Play』」を重ねて、より大きな物語にできないかと発案。今回のタッグに至った。
キャストは、主演の藤原のほか、仲村トオル、成海璃子、高橋努、シルビア・グラブ、本折最強さとし、木場勝己、真飛聖、安井順平、峯村リエ、長井短らが名を連ねる。
舞台『プレイヤー』は、Bunkamura シアターコクーンで8月4日から27日まで上演され、その後、大阪・静岡でも上演を予定している。