『マトリックス』、リブート企画が始動か キアヌやウォシャウスキー監督の参加は?

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2月に俳優キアヌ・リーヴスが大ヒットした『マトリックス』シリーズの第4弾について、条件が揃えば出演してもいいと話していたばかりだが、The Hollywood Reporterによると、米ワーナー・ブラザースが『マトリックス』のリブート企画を進めているという。
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しかし現時点でキアヌやウォシャウスキー監督コンビの名前は出ていないとのこと。情報筋がThe Hollywood Reporterに語ったところによると、企画は初期段階にあるという。映画『X‐MEN:ファイナルディシジョン』や『インクレディブル・ハルク』の脚本家ザック・ペンが、トリートメント(あらすじより長く脚本より短い物語の概略)の執筆に向けて契約交渉に入っているそうだ。
主演の可能性として、映画『クリード チャンプを継ぐ男』の俳優マイケル・B・ジョーダンの名前が聞かれるそうだが、現時点でキャスティングの話をするのは時期尚早と言える。
『マトリックス』シリーズをベースにするテレビドラマ化の話も上がっていたが、こちらの企画はこの数ヵ月でご破算になったという。しかし米ディズニーが『スター・ウォーズ』シリーズのこれまでに語られていなかった部分を大きくフィーチャーした新シリーズを制作して成功しているように、ワーナー・ブラザースも『マトリックス』シリーズを新たな角度から掘り下げることを模索している可能性があるという。
シリーズが3作目『マトリックス レボリューションズ』で一応の終幕を迎えてから約13年。新たなストーリーの幕開けとなるのか、キアヌを含むオリジナルキャストやウォシャウスキー監督コンビの参加の可能性を含めて、続報が待たれるところだ。