バイオレンス映画『パージ』、テレビドラマ化企画が浮上

1年に一晩だけ殺人を含むすべての犯罪が許される夜に繰り広げられる人々の死闘を描くバイオレンススリラー『パージ』。日本でも4月14日に第3弾『パージ:大統領令』が公開される人気シリーズとなったが、テレビシリーズ化に向けた企画が始動しているという。
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Deadlineによると、映画『パラノーマル・アクティビティ』シリーズなどを手がける名プロデューサーのジェイソン・ブラム率いる製作会社ブラムハウスが、テレビ向けの作品をプロデュースするブラムハウス・テレビジョンを設立し、本格的にテレビドラマなどの制作に乗り出すとのことだ。
最初に手がける作品の1つが『パージ』となるという。ユニバーサル・ケーブル・プロダクションズとチームを組み、映画版の監督ジェームズ・デモナコも参加する。USA局とSyFy局での放送が予定されているとのことだ。
『パージ』シリーズはアメリカを舞台に、犯罪を抑制するために政府が1年に一晩12時間だけ犯罪を黙認する夜に、無法地帯と化した町でサバイバルを繰り広げる人々を描く。1作目はパージの標的になった男をかくまった家族に襲いかかる恐怖を描き、2作目『パージ:アナーキー』(15)では逃げ遅れた夫婦、息子を事故死させた男に復讐を企てた父親、その父親に助けられた母娘と5人を中心にストーリーが展開する。3作目の『パージ:大統領令』では、パージを終わらせるべく反パージ法を掲げた大統領候補が標的になる。
ドラマ版について、あらすじやキャストなどの詳細は不明。映画シリーズに携わるセバスチャン・K・ルメルシエが、ドラマ版の製作総指揮を務めるとのことだ。