朝ドラ『ひよっこ』、奥茨城で聖火リレーを目指すみね子たち 父・実は行方不明に?

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NHK連続テレビ小説『ひよっこ』。先週放送の第1週では、高校3年生のみね子(有村架純)が奥茨城でのびのびと暮らす様子が描かれた。父・実(沢村一樹)は不作の年に作った借金を返すため東京に出稼ぎに出ており、母・美代子(木村佳乃)、祖父・茂(古谷一行)、そして妹と弟の家族5人で農業をして生活している。みね子は父が出稼ぎを辞め帰って来る日を願いながら、卒業後も奥茨城で農業を手伝いずっと暮らしていこうと思っていた…。
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一方、実は工事現場で重労働に汗を流し、日銭を稼いでは送金する日々だった。年に一度の稲刈りのため奥茨城に帰る日、実は赤坂で鈴子(宮本信子)や省吾(佐々木蔵之介)らが営む洋食屋「すずふり亭」とめぐり会う。そして実が帰ってきて稲刈りが始まった。
第2週目となる今週は、年に一度の稲刈りが終わり、実が東京に出稼ぎに戻る日から始まる。次に帰ってくるのは正月、谷田部家は寂しさでどこか沈んだ雰囲気に。みね子は場を和ませようと明るく振舞い、妹のちよ子(宮原和)と弟の進(髙橋來)にも笑って送り出すよう言い聞かせる。実もまた名残惜しそうに、バス停までの道のりを美代子の手を握り歩くのだった。
三男(泉澤祐希)に話があると呼び出された、みね子の親友・時子(佐久間由衣)。それは茨城の中心部を通る聖火リレーを、奥茨城村でも独自に行うという提案だった。ついに告白かと構えていた時子は、自分の勘違いに恥ずかしくなる。「東京に行く自分が奥茨城で生きていた証しを残したい」という三男の思いを受け止めたみね子と時子は協力することに。
だが、実現の鍵を握るのは青年団だと知って落胆。団長と副団長は、保守的な三男の兄とケチな時子の兄なのだ。幼なじみ3人は入念な計画を立てて青年団を説得しようと奔走する。一方、美代子の元には、実に宛てた手紙が宛先不明で戻ってくる。不安のなか東京の宿舎へ電話をかけると、実は荷物もそのままで突然いなくなったと聞かされて…。
NHK連続テレビ小説『ひよっこ』は総合テレビにて月曜~土曜あさ8時放送。