エド・シーラン、楽曲『フォトグラフ』盗作訴訟で示談

グラミー賞歌手エド・シーランが2014年のヒット曲『Photograph/フォトグラフ』を巡り、盗作の疑いで2000万ドル(約21億円)の訴訟を起こされていた件で示談に至ったことが分かったという。The GuardianやE!Onlineなどが報じた。
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エドは楽曲『Photograph/フォトグラフ』が音楽オーディション番組『Xファクター』の優勝者マット・カードルの2009年の楽曲『Amazing(原題)』の著作権を侵害しているとして、同曲のソングライターであるマーティン・ハリントンとトーマス・レオナードに訴えられていた。
The Guardianによると、エドと原告側が裁判外での調停で和解に達したため、現地時間10日に本件の訴訟が棄却されたという。管轄するカリフォルニア州の裁判所の担当判事が棄却手続きの書類に署名したとのことだ。
原告側は2000万ドルという巨額の賠償金を求めていたが、示談内容は不明。原告側にはロビン・シックの2013年のヒットシングル『ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ』の著作権侵害裁判で、マービン・ゲイの遺族が勝訴した時に雇っていた弁護士リチャード・ブッシュがついていた。