レディー・ガガ&ウィリアム王子、メンタルヘルスについてビデオ対談

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過去にうつ病や不安症と闘っていたことを告白した人気歌手レディー・ガガと、メンタルヘルス問題に対する意識や関心を高める活動を行ってきた英王室のウィリアム王子が、オンラインで対談。メンタルヘルス問題について自分達の体験を交えて語ったという。
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Us Weeklyによると、レディー・ガガとウィリアム王子はアップルのFaceTimeを通じてビデオ通話したという。英王室の公式Facebookでは、2人が会話している姿を映した動画を投稿して紹介している。ウィリアム王子は2016年にレディー・ガガが心的外傷後ストレス障害(PTSD)との闘いを公開書簡で明かしたことに感銘を受け、レディー・ガガに「Heads Together」キャンペーンへの協力を要請したという。Heads Togetherはウィリアム王子と妻のキャサリン妃、弟のヘンリー王子が立ち上げた慈善団体で、メンタルヘルス問題に対する意識や関心を高める活動を行っている。
ウィリアム王子にPTSDを公に打ち明けた時の心情を尋ねられたレディー・ガガは、「最初はとてもナーバスでした。毎朝起きると悲しくて、その状態でステージに立つ状況は何とも言葉にしがたいですね」と語り始めた。「メンタルヘルスには恥に思う感情がつきまといます。自分はどこかおかしいのではという気になります」とレディー・ガガ。自分の恵まれた人生を考えれば幸せであっていいはずなのに、朝起きると気持ちが沈んでいる自分がいたという。「でもそれも自分の一部でそれでいいと思うようになりました」と、まずは受け入れることで気が楽になったと自分の体験を語った。
ウィリアム王子はダイアナ妃の死後、20年近く「全ての感情をシャットダウンした」そうだが、セラピーを受けて「(自分の問題について)話していい。会話を持つことが重要で、話しても批判されないということを理解することが大切です」と、自分の経験から学んだことを共有している。ウィリアム王子にとってヘンリー王子が支えになってくれたことも大きかったそうだ。