ジェシカ・アルバ、エコフレンドリー・ビジネスで1億7000万円の賠償

映画『ファンタスティック・フォー』シリーズの女優ジェシカ・アルバが、自身の経営するThe Honest Companyの商品の表示に偽りがあったとして消費者より集団訴訟を起こさていた件で和解し、155万ドル(約1億7000万円)の賠償金を支払うことになったという。Radar Onlineが伝えた。
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ベイビー用品からスキンケア用品、日用品まで幅広いエコフレンドリー商品をプロデュースするジェシカだが、洗濯用洗剤や食器用洗剤などに発疹の原因になると言われているラウリル硫酸ナトリウムが含まれていないと宣伝していたものの、実際には同じ成分のものが入っていたという。
SLS(ラウリル硫酸ナトリウム)の代替として、より肌に優しいSCS(ココアルキル硫酸ナトリウム)が入っていると謳っていたそうだが、SCSはラウリル硫酸ナトリウムと大して変わらないとのことだ。
和解の一環としてジェシカの会社は、商品代金の返金や将来の買い物のためのクレジットを提供するという。ジェシカ側は声明を通じて「我が社の洗浄剤にSLSが含まれているという訴えについては徹底的に否定します」と強調しながらも、訴訟が長引けば裁判に費やす費用が増し、ビジネスにも影響が出るという理由から和解するに至ったと説明しているという。