俳優引退のダニエル・デイ=ルイス、ファッションデザイナーに転身か

先週に入り、“個人的な理由”により俳優業を引退すると伝えられたアカデミー賞主演俳優賞3冠のオスカー俳優ダニエル・デイ=ルイス。ファッションデザイナーに転身する可能性があるという。Page Sixが伝えた。
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突然の引退宣言で映画界やファンを驚かせたダニエル。情報筋の話では、ダニエルは少なくとも3年前から引退する機会を模索していることを友人らに語り、引退を飾るにふさわしい出演作を探していたのだという。
その作品が映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』で組んだポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作『Phantom Thread(仮題)』で、1950年代のロンドンを舞台にしたファッション界を描く作品になるとのことだ。
同作については12月25日(現地時間)公開という以外、ビジュアルやトレーラーもリリースされておらず、詳細が明かされていない。ダニエルは役柄にのめり込むメソッドアクターで、同作でも役作りのために徹底してリサーチを行いクチュールについて学んだため、今度はファッション界に身を置き、婦人服を仕立てる職に就くつもりだと、情報筋は語っているという。
1990年代には5年間休業し、イタリアの靴工場で靴職人になるための修行を積んだというダニエル。俳優引退後はどのような人生設計を立てているのか、明らかになる日を楽しみにしたい。