新『スパイダーマン』とジブリに意外な繋がり!? 映画デビュー作がアリエッティだった

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『アベンジャーズ』シリーズに参戦し、このたび新たな主人公としてピーター・パーカー(=スパイダーマン)を演じる人気若手俳優トム・ホランドの初来日も発表された『スパイダーマン:ホームカミング』(8月11日公開)。その新スパイダーマンを演じるトムの映画デビュー作が、『借りぐらしのアリエッティ』だったということは知っていただろうか。トムは、同作の英語吹き替え版キャストとして、神木隆之介が演じる少年・翔を演じていたのだ。
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『借りぐらしのアリエッティ』は、7月8日より公開を迎える映画『メアリと魔女の花』を手掛けた“ジブリ出身の名匠”米林宏昌監督の長編アニメデビュー作。舞台は、とある郊外に荒れた庭のある広大な古い屋敷。その屋敷の床下で父と母の3人で暮らす小人の少女・アリエッティが主人公。ある時、アリエッティは、屋敷に病気療養のためにやってきた少年・翔に姿を見られてしまう。“人間に見られてはいけない”、それが床下の小人たちの掟だったにも関わらず…。
このたび、新スパイダーマンとして抜擢され初来日も果たすトムは、この『借りぐらしのアリエッティ』の翔役の英語吹き替え版が映画デビュー作。そして、同じく『スパイダーマン:ホームカミング』の敵役、バルチャーを演じる名優マイケル・キートンも、ジブリ作品とは深い縁があり『紅の豚』の主人公ポルコ・ロッソの英語吹き替えを担当していた。
『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』を手掛けた米林宏昌監督と、同じく元スタジオジブリの西村義明プロデューサーがタッグを組み、新スタジオ・ポノックの長編映画第1作目となる『メアリと魔女の花』。そして、主人公を一新し『アベンジャーズ』へ参戦、新たなシリーズとして描く『スパイダーマン:ホームカミング』。浅からぬ縁で繋がる日米作品にこの夏は注目だ。