ネズミを好きになって! かわいい“ネズミ写真”を撮り続ける写真家

カナダ、モントリオール出身の写真家ダイアナ・オズダマー氏(32)が撮影するネズミの写真はどこまでも愛らしい。頭に花を乗せたお茶目なネズミ、イチゴを美味しそうに食べるネズミ…。設定から小道具まで、ネズミへの愛が伝わってくる。彼女がこうしたネズミの写真を撮り始めたのは2008年。それにはある理由があった。海外メディアHuffington Postが伝えた。
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「私が育てていたネズミの里親を探すために写真を撮り始めました」と語るオズダマー氏。その理由について「こうしたネズミの性格を表したかわいい写真が良い里親探しに役立つだけでなく、ネズミ嫌いを克服する助けになっていることがわかったんです」と語る。
これまで一度に14匹ものネズミを世話したことがあるというオズダマー氏は「私にとって、ネズミは小さな犬と猫が混ざったような存在なんです」「とても賢いし、愛情深くて忠誠です。遊び心もたっぷりだし、猫のように紐を追いかけたりもします」と続けた。
しかし、ネガティブな側面もあると彼女は続ける。「ネズミは寿命がとても短く、それが一番のマイナス面です」「愛着のある存在を失うのはとても辛い」。
そう話した上で、ともに過ごすことができる短い時間の中で素晴らしい経験をすることができるとも加える。「ネズミはくすぐられると笑うんです!」とオズダマー氏。「人間が聞くことのできる周波数ではないんですが、とても高音で笑い声をあげるんですよ」。また「ネズミは辛い思いをしている他のネズミを助けたり、慰めようとしてお互い助け合うんです」と加えた。