浜辺美波、『キミスイ』初日舞台挨拶に涙「足が震えて誰ともしゃべれないくらい緊張」

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映画『君の膵臓をたべたい』初日舞台挨拶が28日、都内で行われ、ダブル主演を務めた浜辺美波と北村匠海、北川景子、小栗旬、月川翔監督が登壇した。浜辺は、公開初日まで、合計移動距離1万1510キロ、総取材時間205時間という精力的なプロモーションを振り返ったドキュメンタリー映像が流れると「私が知らなかったところでいろいろな人が映画のために協力してくれている姿を見ると胸が熱くなりました」と感涙していた。
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本作は、住野よるのベストセラー小説を、『君と100回目の恋』の月川翔監督が映画化。膵臓の難病で余命を宣告されている高校生の桜良(浜辺)と、彼女の病気のことを知ってしまった“僕”(北村)とが織り成す青春ストーリー。小栗が“僕”の、北川が桜良の親友・恭子の12年後を演じる。
浜辺は「足が震えて誰ともしゃべれないくらい緊張しています。それぐらい大切な日と感じています」と本作の初日が特別な日であることを語ると、北村も「足下が悪いなか、お越しくださってありがとうございます」と緊張気味に語る。
そんな緊張した面持ちの後輩に小栗は「今日は比較的天気がいいと思うんですけれどね」と北村の発言にツッコミを入れて、会場を和ませる。北村は慌てた表情を見せると「そうですね、ぜんぜん晴れていますね」と頭をかくと「自分では緊張していないと思っていたのですが、やっぱりすごい緊張していますね」と苦笑いを浮かべていた。
さらに小栗は「みんなの緊張感が伝わってきますね。特に最初の挨拶、月川監督が一番緊張しているのかな」と気持ちを慮ると、現在公開中の主演映画『銀魂』の公開時に『君の膵臓をたべたい』を応援するコメントを出していたことを司会者から触れられる。すると小栗は「本当にこれは観ていただきたい映画です。『銀魂』は公開から2週間たっているので置いておいて、こちらを応援してください」と力強いコメント。月川監督は「本当にありがたいですね」と感謝しきりだった。
後半は、怒涛のプロモーションを展開した浜辺と北村をねぎらうようなドキュメンタリー映像が流れた。浜辺が涙を流すと、北村も「僕もやばかったです。今振り返るとすごく長かったようで短い時間でした。僕らだけじゃなくスタッフの方々に支えられながら、いろいろな人の力で映画の魅力を伝えられたと思います」と胸を張った。
若い二人のがんばりに北川は「こんなにたくさんプロモーションのためにがんばっていたんですね。ミスチルの曲もすごく良く、まるで私が行っているような気分になって泣きそうになりました」と述べると、小栗も「本当にすばらしい。自分の仕事の態度を改めなければいけませんね」としみじみと語っていた。