「中毒に陥りやすい性格なんだ」ジェームズ・フランコ、過去の“依存”や“うつ”を告白

2002年の映画『スパイダーマン』でピーター・パーカーの友人ハリー・オズボーンを演じて注目され、映画界でのキャリアを確実に築いていった俳優ジェームズ・フランコ。LGBT誌「OUT」のインタビューで自身のキャリアや人生を振り返り、依存の問題があったことやうつ状態に陥った過去を語った。
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俳優だけでなく脚本家、監督、作家、アーティストなど、幅広い顔を持つジェームズ。「中毒に陥りやすい性格なんだ。10代の頃にある依存を克服した。演技を始めたのはそれからだ。17歳の時だった」と語る。
「演技に没頭した。演技することが全てになり、人付き合いもやめたくらいだ。それから10年ほど経って27歳の時に“参ったな。俺、随分ふさいでる。表面的にはいい人生に見えるけど、孤立感を味わっていて孤独じゃないか”と、ふと自覚した」とジェームズ。その状況から抜け出すために、ニューヨーク市立大学ブルックリン校に進学したそうだ。
様々な挑戦を続けるジェームズだが、現在はサーフィンやダンスを習っているという。監督をしている過程が一番楽しいとのことだが、俳優業はやめないと断言する。「学校に戻って、他のことを色々と体験して、今はサーフィンやダンスをするという新しい章が幕を開けた。今はペースを落とし、量より質で少しのことを集中的に掘り下げていくことを頑張っている」とのことで、携わる作品も以前より慎重に選ぶようになったという。