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武田鉄矢、6代目・黄門役に奮闘中「格さんが震えながら印籠を出してた」

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左から津田寛治、財木琢磨、武田鉄矢、荒井敦史、『水戸黄門』京都取材にて
左から津田寛治、財木琢磨、武田鉄矢、荒井敦史、『水戸黄門』京都取材にて クランクイン!

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 BS-TBSで10月より放送されるドラマ『水戸黄門』の記者会見が2日、京都市内で行われ、武田鉄矢(水戸光圀役)、財木琢磨(佐々木助三郎)、荒井敦史(渥美格之進)、津田寛治(風車の弥七)が登場。主演の御老公役・武田鉄矢が「震えながら印籠を出した」と撮影中の裏話を明かした。

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 1969年のドラマ放送開始から長年にわたって国民的時代劇として親しまれてきた本作。10月より放送される新シリーズでは、水戸光圀一行が青森・八戸を目指す世直しの旅を繰り広げる。キャスト陣も一新された新生『水戸黄門』で御老公・水戸光圀を演じる武田は「6代目水戸黄門に着任しました。役を演じるというよりも“就任した”という気分です」と水戸黄門役を演じる意気込みを表現。

 本作で人気キャラクター・風車の弥七を演じることになった津田寛治は「御老公はじめ助さん・格さんの3人が本当に可愛らしい。心から愛することができるこの3人に仕えることができて良かったです」と新生・水戸黄門一行の魅力についてコメントした。

 7月3日にクランクインした本作は、現在3話分の収録が完了したところ。武田は「僕たちが一番パニックになっているのは、この作品で新人は我々4人しかいないところ」と語ると第1話で荒井演じる格之進が印籠を出すシーンの裏話を披露。「震えながら印籠を出したんですよ(笑)。印籠が何百万もするからスタッフが脅すの。“汚さんといてなぁ”とか“この印籠で車が買えんねん”って言って」と語り笑いを誘った。

 さらに「印籠を出したあと“ハハーっ!”って頭を下げるエキストラのおじさんが“ちょっと格さんのセリフが早いなぁ”って(笑)。でもなんでこんなこと言うのかというと、このおじさんは初代黄門様のころからずっとエキストラとして“ハハーっ!”って言ってきたんだって。エキストラからスタッフまで、みんなこのドラマのベテランで“新人は俺たちだけなんだ!”という面白さがありますね」と人気シリーズゆえの独特な雰囲気を明かした。

 そしてお馴染みの主題歌は助さん・格さんを演じる財木と荒井が歌を担当。しかし武田は「自分で歌うものだと思っていたんですよ。海援隊のメンバーと練習していたんだけどプロデューサーから“助さん・格さんが歌うのがドラマの伝統です”って言われて…」と苦笑しながら語った。

 ドラマ『水戸黄門』はBS-TBSにて10月より毎週水曜19時から放送。

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