フジ10月改編、編成部長が語る“変化”の必要性「意識を一番変えなきゃいけない」

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フジテレビの10月改編記者発表が4日に行われ、編成センター局次長兼編成部長の立本洋之氏や、『ワイドナショー』などで知られる中嶋優一プロデューサーらが出席。立本氏は「今までの慣習とか、流れにとらわれて考えるということではなくて、新しいこととか、全く今まで考えられなかったことにチャレンジしていく」と語った。
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社長が変わってから初となった改編の狙いについて問われた立本氏は、「やはり意識というのを一番変えなきゃいけないなと。あと、今までの慣習とか、流れにとらわれて考えるということではなくて、新しいこととか、全く今まで考えられなかったことにチャレンジしていく」と発言。BSフジでの16年に渡った経験を、地上波にどう活かすか問われると「外からフジテレビを見てきたということで、しがらみがないと言うと言い過ぎですけど、フジテレビにはない発想というか、考え方。そういうものがあるといいなという風に思っている」と胸の内を明かした。
ビートたけしが総合司会、関ジャニ∞の村上信五がキャプテンを務める『FNS27時間テレビ にほんのれきし』(9月9日放送)に話が及ぶと、中嶋プロデューサーは「ほぼ事前収録で進めております。たけしさんは、延べ8日間の撮影が既に完了しておりまして、村上さんは、延べ15日の撮影が、あと残す1日となっております」と進捗を報告。続けて「この番組が、フジテレビが変わるきっかけとなればいいなという風に思っております」と語った。
発表会では、人工知能(AI)と番組スタッフがタッグを組んで、若手芸人たちとともに試行錯誤しながら作り上げていく新番組『AI‐TV』が10月にスタートすることも発表。石川隼プロデューサーは「(AIは)自由にクリエイティブ発想を持っておりますので、そこに僕は期待して、非常にチャレンジングな番組を作っていきたい」とコメント。立本氏は「テーマとしては、AIと若手制作者の対決という風に考えております。彼らがどういう対決をしてくれるのかが楽しみなところです」と期待を込めた。