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マライア、ガガに続く注目“女優”ジャネール・モネイ、オスカー作品への出演経緯とは

映画

ジャネール・モネイ、『ムーンライト』で魅せる女優の顔(上)とステージで熱唱する歌手の顔(下)
ジャネール・モネイ、『ムーンライト』で魅せる女優の顔(上)とステージで熱唱する歌手の顔(下)(C)2016 A24 Distribution,LLC/(C)AFLO

 マライア・キャリー、レディー・ガガ、ビヨンセらが歌手としてグラミー賞を受賞し女優としても活躍する中、新たに注目を浴びる“女優”がいる。その女優とは、2008年、2010年、2012年にグラミー賞にノミネートされ、2017年アカデミー賞作品賞に輝いた『ムーンライト』でスクリーンデビューを飾った、ジャネール・モネイだ。そのデビューきっかけとなったのが、同作で監督・脚本を務めたバリー・ジェンキンス本人からの連絡だったという。

【関連】ジャネール・モネイ出演『ムーンライト』フォトギャラリー

 『ムーンライト』は、人種、年齢、セクシュアリティを背景に人間ドラマを描き、映画史に刻まれる「最も切なく、最も純粋な愛の物語」。内気な性格でいじめられっ子だった主人公シャロンが、自分の居場所を求め、胸が張り裂けるような苦しみと甘い初恋のような切なさを抱え、少年から大人になるまでを、色彩豊かで圧倒的な映像美と情緒的な音楽で綴る。ジャネールは本作で、内気なシャロンが何でも話せる心優しくも強い女性テレサを演じている。

 公開されたジャネールのインタビュー映像の中で、出演経緯について「バリー(・ジェンキンス)から連絡をもらったの。彼のおかげで映画デビューできたの」と明かし、過去に演劇学校に通っていたが映画出演は未経験だったジェネールは、「そんな私に声をかけてくれて光栄だったわ」とバリーへの感謝の気持ちを語る。その後、渡された脚本を読んで「感情が揺さぶられた」と話し「どの人物も身近に感じて、何度も泣いた」と振り返っている。そんな身近な人物でありながらも、主人公にとっては重要な役どころを演じるにあたり、驚くことにリハーサルをせずにテレサ役に挑んだという。「監督はリアルな演技を引き出したかったのよ。大げさではない、自然な演技をね」と話すように、劇中ではシャロンが心を開くことのできる優しい女性を自然な演技で魅せている。

 また、歌手としてグラミー賞という大舞台でパフォーマンス経験を持つジェネールでも、撮影初日は少し緊張したという。その時にかけられた“一生忘れられない言葉”や歌手から演劇への移行についての胸の内をインタビューで赤裸々に語っている。今後も新たな映画作品に出演が決定しているジャネール。人気TVドラマシリーズに出演するレディー・ガガや映画出演も果たすマライア・キャリーやビヨンセのように、ジャネールも「歌手」兼「女優」として活躍する日もそう遠くはないだろう。

 今回のインタビュー映像は、現在発売中の『ムーンライト』ブルーレイ&DVDの映像特典としてバリー・ジェンキンス監督、原案のタレル・アルバン・マクレイニーをはじめ、キャスト7名を含む総勢9人のインタビューとして収録。さらに、本作を製作することになったきっかけや、キャスティングまでの道のりを収録したメイキングや、ロケ地であるマイアミを選んだ監督の思いや拘りなどがつづられた撮影の裏側を観ることができる。

 映画『ムーンライト』ブルーレイ&DVDはTSUTAYAのみでレンタル中。ブルーレイコレクター・エディション他も絶賛発売中。

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