『ムーンライト』主人公の少年にくぎ付け!オスカー俳優も絶賛するキュートな俳優

第74回ゴールデングロープ賞で作品賞(ドラマ部門)を受賞。第89回アカデミー賞で作品賞・脚色賞・助演男優賞の3冠を獲得した話題作『ムーンライト』がいよいよ公開。オスカー獲得をけん引した主人公・シャロンの幼少期を演じた、アレックス・ヒバートへの称賛のコメントが寄せられている。
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『ムーンライト』は、人種、年齢、セクシュアリティを背景に人間ドラマを描いた作品。あだ名はリトルの主人公・シャロン。内気な性格でいじめられっ子の彼であったが、高校生の頃、唯一の友だち・ケヴィンと月明かりが輝く浜辺でお互いの心へふれることになる。
自分の居場所を求める主人公が、少年から大人になるまでを描いた本作。主人公・シャロンの幼少期を演じたヒバートに、オスカー受賞後も「彼の存在があったから」と世界中から称賛の声が多数みられた。
本作の製作にあたり、シャロンを演じる少年を街中でくまなく探し回ったというスタッフからは「幼い瞳に残る物静かな好奇心と脆弱性に強く惹かれ」たことから、ヒバートを抜擢したという。
さらに、リトルの父親のような存在となる麻薬ディーラー・フアンを演じた助演男優賞獲得のマハーシャラ・アリも「僕が今まで出会ったなかで最高の共演者だったよ」と絶賛。「彼には演技の経験がまるでなかった。だから僕は少し指示をあげた。彼はそれを聞いて、凄いことをやってのけた。彼はとてもプロフェッショナルだったよ」と、ヒバートの演技を評している。
映画『ムーンライト』は、3月31日から全国ロードショー。