本郷奏多「アニメ出たいな」『いぬやしき』声優は直訴で実現!アニメと実写で同役出演

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奥浩哉による人気コミックをTVアニメ化する『いぬやしき』のプレミア先行上映イベントが5日、都内で開催され、声の出演を果たす小日向文世、村上虹郎、本郷奏多と薮田修平監督、松尾拓プロデューサー、エンディングテーマを担当するクアイフが出席。本郷が「偉そうな人の前で、“アニメ出たいなー”とずっと言っていた」と自ら熱望して、役を得たことを明かした。
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冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎と高校生の獅子神皓が機械の体に生まれ変わり、強大な力を手に入れたことから始まるSFヒューマンドラマ。10月12日よりアニメがスタート、2018年には実写映画が公開となるが、本郷はアニメ版と実写映画版の両方に同じ役で出演。キーパーソンとなる安堂直行役を演じている。
映画の撮影は昨年の夏に行われたそうで、本郷は「撮影現場で“どうやらアニメ化もされるらしい”と聞いて」と述懐。「“キャスティングは決まっているんですか?”と聞いたらまだだというので、偉そうな人の前で“アニメ出たいなー”とずっと言っていたんです」と直訴して、役を勝ち取ったことを明かした。
奥浩哉の代表作『GANTZ』に続いて、奥ワールドに飛び込んだ本郷。演じる安堂役は『GANTZ』信者という設定のため、「僕と気が合うと思っています」と茶目っ気たっぷりに語り、会場の笑いを誘っていた。
また犬屋敷役の小日向は「非常に光栄だったんですが、なぜオファーをいただいたのかと考えると、しょぼさや毛の薄さなのかなと」とニッコリ。「犬屋敷の声が、どこまで絵に寄り添えることができたのかが心配。ファンのみなさんのイメージに少しでも近づけることができれば」と意気込み、「犬屋敷壱郎がどんどん大好きになっています」と愛情を吐露した。
声優初挑戦で獅子神を演じる村上は「未知の世界で楽しい」と充実感を告白。「キャラクターに自分の声がついているのは、自分的には違和感」と完成作を観て不思議な気持ちにもなったようだが、「獅子神が好きになったり、嫌いになったりを繰り返しています。すごく難しい役」と複雑なキャラクターへの思いを語っていた。
『いぬやしき』は10月12日よりフジテレビ「ノイタミナ」ほかにて放送開始。初回放送は25時20分より放送。