『子連れ狼』、ジャスティン・リン監督でハリウッド実写企画が進行中か

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映画『ワイルド・スピード』シリーズの監督として知られるジャスティン・リンが、小池一夫作・小島剛夕画で70年代に一世を風靡した日本の時代劇マンガ『子連れ狼』をベースとしたハリウッド実写版を手がけると、The Hollywood Reporterが伝えた。
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海外では『Lone Wolf and Cub』の英語タイトルで知られる『子連れ狼』は、妻を殺され幼い息子の大五郎を乳母車に乗せて放浪の旅に出る、剣術の達人である侍の拝一刀が刺客として活躍する姿を描く。日本では萬屋錦之介や高橋英樹、北大路欣也などの主演でドラマ化されたほか、若山富三郎や田村正和で映画化された。
昨年には映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』(17)のスティーヴン・ポールが製作すると伝えられていたが、The Hollywood Reporterによると、米パラマウント・ピクチャーズのもとでリンが製作するとのこと。監督としてメガホンを取る可能性もあるそうだ。さらに脚本は、映画『セブン』(96)や『8mm』(99)のアンドリュー・ケヴィン・ウォーカーが執筆することに決まったという。
2003年頃からパラマウント・ピクチャーズの元で浮かんでは消えしていたという『子連れ狼』のハリウッド映画化。一時期は映画『ブラック・スワン』(11)のダーレン・アロノフスキーが監督するという話もあった。リンは2012年頃から映画化に向けて動いていたとのことだ。