ポール・ウォーカー、娘メドウがポールの事故死を巡る訴訟でポルシェと示談

友人の運転するポルシェに同乗中事故に遭い、現地時間2013年11月30日に急逝した映画『ワイルド・スピード』シリーズの俳優ポール・ウォーカー。娘メドウ・ウォーカーが事故の原因はその時のポルシェ・カレラGTにあるとし、ポルシェ社を相手取り訴訟を起こしていたが、示談が成立したという。
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ポールの事故死から間もなく4年が過ぎようとしているが、The Blastによると現在18歳のメドウとポルシェ側の示談が、現地時間10月16日に成立したことが判明したという。
どのような示談に至ったのか、内容については秘密になっており開示されていないが、ポルシェ側はメドウが起こしていた「不法死亡」の訴えが棄却されることを要求しているとのこと。メドウも同意しているそうだ。
ポールの父親ポール・ウィリアム・ウォーカー3世が、メドウとは別にポルシェに対して起こしていた訴訟でも示談が成立しているとのことだ。
メドウは2015年にポルシェ社を訴え、ポールの死は即死ではなく、シートベルトがあばらや骨盤を折るほどの力でポールを締め付けたことにより、彼が車から脱出できなかったことに原因があるとしていた。メドウの主張に対し、ポルシェ側は誤用やメンテナンスの不適切があったとして、自己責任を主張していた。