チョ・インソン×チョン・ウソン、“非道な政界”描く『ザ・キング』公開決定

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若き検事の成り上がりの人生を描き、韓国で530万人以上を動員した映画『THE KING(原題)』が、邦題を『ザ・キング』として日本公開されることが決定し、ティザーポスターが解禁された。
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『ザ・キング』は、1980年から2010年にわたる激動の韓国現代史を背景に、国家という巨大ピラミッドにまん延する理不尽なパワハラや、大統領選挙の裏で活発化するスリリングな駆け引きを、実話さながらに描きあげたスタイリッシュなクライム・エンターテイメント。
金と権力の虜になり、成り上がるために悪に染まる若き検事パク・テスを演じるのは、8年ぶりのスクリーン復帰を果たしたチョ・インソン。99%の平凡な公務員検事を目指したパクが、1%の成功者になるために堕ちていく様を好演する。
金と権力を持ち合わせた絶対的成功者の検事部長ガンシクを、『アシュラ』のチョン・ウソンが演じる。真顔で踊るバブリーなダンスや、熱唱デュエットなど、これまでに見せたことがない芝居を披露。他にも『インサイダーズ/内部者たち』など社会派映画には欠かせないペ・ソンウ、『新感染 ファイナル・エクスプレス』の演技派キム・ウィソン、ドラマ『恋のスケッチ ~応答せよ1988~』のリュ・ジュンヨルが脇を固める。監督を務めるのは『観相師-かんそうし-』のハン・ジェリム。
解禁となったティザーポスターは、「プライドを捨てろ! 権力に寄り添え!」というキャッチコピーとともに、インソン、そしてウソンが演じる検事2人の個性と存在感が際立つ仕上がりとなっている。
映画『ザ・キング』は、2018年3月10日より全国順次公開。