千葉雄大、アフレコで13歳役に挑戦も「たまに28歳が出てしまいました」

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俳優の千葉雄大が19日、都内で行われたアニメ『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』公開アフレコに女優の上白石萌音と共に出席。千葉は、闇に囚われた孤独な13歳の少年トウマの声を担当するが、監督から「13歳の男の子の設定なので、もう少し幼く……」とダメ出しされ「たまに28歳が出てしまいました」と苦笑いを浮かべていた。
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本作は、冬の風物詩となっている『妖怪ウォッチ』の劇場版アニメーション第4弾。物語の舞台は主人公・ケータの時代から30年後の世界。恐るべき妖怪ウイルス「鬼まろ」によって穏やかな日常が崩壊した世界で、新たな妖怪ウォッチに選ばれた者たちが、人類滅亡の危機を救うために奮闘する姿を描く。
最新作では、妖怪たちが普通の姿=「ライトサイド」と戦闘形態=「シャドウサイド」という二つの姿で登場するが、この日はシャドウサイドのジバニャンが出席。ルックスを含め、低音ボイスで毒を吐く姿に上白石は「衝撃的でした」とつぶやくと「これまでのジバニャンを知っている方は驚くんじゃないでしょうか」と変貌ぶりを強調した。
また上白石は、記録的な大ヒットを記録した『君の名は。』でもヒロイン・三葉の声を担当しているが、「『息遣いや、細かいニュアンスによって意味が変わってくることなど『君の名は。』で学ばせていただいたことは、お守りのように役に立っています」と語ると、「今回のナツメという役は戦うシーンもあり、パワーがある女の子。体力をいっぱい使ってアフレコに臨んだので、達成感がありました」と充実した収録だったことを明かした。
千葉演じたトウマは、闇を抱え、シャドウサイドに落ちてしまう男の子。自身のシャドウサイドを聞かれた千葉は、「さっきジバニャンとお話しして、『バラエティ番組などであざとい仕草や行動をしているところに闇を感じる』と言われたのですが、そこが僕の闇かもしれません」と発言すると、上白石は「私もいろいろな番組などを拝見させていただいていたのですが『本当の千葉さんはどこにあるんだろう』と思っていたんです。今日初めてお会いしたのですが、すごく自然体の方で、まだ私にはシャドウサイドの千葉さんが見えません」と初対面の感想を語っていた。
『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は12月16日より全国公開。