『わろてんか』第12週、団吾を迎え風鳥亭は連日満員 だが芸人を回してもらえなくなる事態に

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NHK連続テレビ小説『わろてんか』。第11週『われても末に』では、団真(北村有起哉)を高座に上げたことが原因で、てん(葵わかな)と藤吉(松坂桃李)は大喧嘩に。
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団真とお夕(中村ゆり)の夫婦仲もおかしくなり、お夕は姿を消す。てんは、藤吉がなぜ大金を払ってでも団吾(波岡一喜)を風鳥亭に迎えたいのかを知るべく団吾を訪ねる。そして、てんはお夕と団真のよりを戻させるため、もう一度団真を高座に上げてほしいと頼み込み藤吉は承諾。てんの機転で団吾も風鳥亭に駆けつける。高座の団真の前に現れた団吾。気づいた客たちは大盛り上がりし、団真は戸惑うものの「崇徳院」を見事に披露し満場拍手喝采。そして団吾はついに風鳥亭に出演することを約束するが…。
18日から放送される第12週『お笑い大阪 春の陣』では、藤吉は団吾を念願の専属芸人に迎え、寄席は連日大入り満員、てんも忙しさに嬉しい悲鳴を。寄席を三つに増やし、チェーン化の勢いに乗っていた。一方、伊能(高橋一生)は大阪郊外で宅地開発を進め、映画館を中心にした娯楽施設を作る構想をぶち上げる。
ある時、寺ギン(兵動大樹)から派遣されている曲芸師・佐助(湯浅崇)が怪我をして、借金の返済に困った妻の富(宮嶋麻衣)が藤吉に金を貸して欲しいと頼みに来る。藤吉は寺ギンに無断で金は貸すことはできないと断るが、てんが富にこっそりお金を渡した。
すると勝手に金を貸したことが寺ギンに知られていまい、怒った寺ギンと風鳥亭の対立が一層激化する。寄席にまったく芸人を回してもらえなくなった藤吉とてんは、万丈目(藤井隆)たち古参の芸人を月給制で雇うことに決め、寺ギンとの全面対決を覚悟する。
NHK連続テレビ小説『わろてんか』は総合テレビにて月曜〜土曜あさ8時放送。