『わろてんか』第16週、ラジオ放送開始で万歳が人気に 落語重視の藤吉は風太と対立

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NHK連続テレビ小説『わろてんか』は、15日から第16週「笑いの新時代」が放送。昭和になってラジオ放送が始まり、時代の変化は北村笑店にも押し寄せる中、落語を大切にしたい藤吉(松坂桃李)と「万歳が今後の主流になる」と考える風太(濱田岳)が対立していた。
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寄席では万歳人気が高まり、風太は落語よりも万歳を大々的に売り出そうとするが、藤吉は落語を大切に扱いたいと反発する。そんな風太はおトキ(徳永えり)との仲がなかなか進展しないが、それを心配したキース(大野拓朗)が、風太に西洋風のプロポーズを指南、しかし風太の一世一代の告白は無残にも失敗してしまう。
一方、藤吉は突然脳卒中で倒れ入院。だが、てん(葵わかな)の付きっ切りの看病のかいもあって意識を取り戻した。
そんな中、ラジオ局が人気落語家・団吾(波岡一喜)を出演させようと画策するが、寄席の客が減ると考えた藤吉も風太も反対する。だが風太の万歳重視に反発する団吾は、ラジオ出演を強行しようととんでもない作戦に打って出る…。
先週放送された第15週「泣いたらあかん」では、関東で大地震が起き、てんや藤吉らは東京にいるキースを心配するが、キースは浅草の焼け跡で発見され、記憶喪失の女性・志乃(銀粉蝶)を連れ大阪に戻って来る。実は志乃は、中学生のときに伊能(高橋一生)を捨てた実の母親だった。伊能は反発するがキースら北村笑店の人たちの尽力と、志乃の想いに触れて心を開き、感謝を告げるという内容だった。
NHK連続テレビ小説『わろてんか』は総合テレビにて月曜~土曜8時放送。