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齊藤工監督、長編デビューでキャスト陣に感謝「作品の目指すところとなった」

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齊藤工監督、初長編作が初日を迎えキャスト陣に感謝
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 高橋一生、神野三鈴、リリー・フランキー、齊藤工監督が、3日に都内で開催された映画『blank13』の初日舞台挨拶に出席。齊藤監督は「僕がどこか方向を失っているときも、(高橋)一生さんのコウジっていうものが、作品の目指すところになった」と高橋への感謝の思いを語った。

【写真】『blank13』初日舞台挨拶フォトギャラリー

 本作は、音信不通だった父(リリー)の死をきっかけに、主人公のコウジ(高橋)が、家族の誰も知らなかった父の真実を知り、13年間の空白を埋める姿を描く。

 長編映画で初めてメガホンを取った齊藤監督は、キャスティングについて「映画を撮る機会なんて最初で最後だろうと思って、どうせなら、半分やけくそで、好きな方たちに声をかけさせていただいた」と回想。また「僕がどこか方向を失っているときも、一生さんのコウジっていうものが、作品の目指すところになったり、そこを暖かく光のような存在の神野さんがいたり…。僕は現場で何もしてないっていうのが、正直なところですね」とキャストに対する感謝の気持ちを語った。

 本作はアメリカで開催された第26回ハートランド映画祭のオフィシャル・セレクション部門に正式出品。その時の出来事にも触れた齊藤監督は、「内容について上映中に声を出しながら突っ込んでらっしゃるマダムの方がいらっしゃって。なかなか手厳しい方だなと思っていたんですけど、作品が進むにつれて、空間の空気が変わっていくのを肌で感じた」と振り返り、続けて「上映が終わった頃に、その声を上げていた方が、涙を流しながら僕のところに来て、ハグしてくれたんですね。『これは私の物語だ。なぜわかるんだ?』と言われまして。これは頂いたどんな賞よりも、重く、うれしい出来事でした」と感慨深げに話した。

 今回、2月3日の節分の日に因んで、それぞれが呼び込みたい福を発表する一幕も。高橋は空白(ブランク)を見せながら「この場所に立たせていただいていることすら幸福なので、僕、福招いちゃってるんですね。なので、敢えてブランクにしました」とニッコリ。これを受けた齊藤監督は、「かっこいい~!」と白い歯を見せていた。

 映画『blank13』はシネマート新宿で公開中。2月24日より全国順次公開。

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