佐藤健、木梨憲武の存在感ベタ褒め「モーガン・フリーマンかと思った」

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木梨憲武、佐藤健らが11日、映画『いぬやしき』の新宿プレミアムイベントに登場。佐藤は木梨の存在感を「モーガン・フリーマンかと思った」と絶賛した。
【写真】『いぬやしき』新宿プレミアムイベントフォトギャラリー
本作は、大ヒット漫画『GANTZ』の作者・奥浩哉の同名コミックが原作の新感覚アクション映画。人智を超えた力を手にした初老の犬屋敷壱郎(木梨)と、同じ力を得た高校生・獅子神皓(佐藤)の苦悩や葛藤を描く。
新宿上空を飛び回るさえない老人・犬屋敷役の木梨は、映像内で新宿上空を飛行した後、ステージ上段からポップアップで登場。16年ぶりの主演を務めるにあたって「最初は漫画も読んでいなかった。マネージャーや子供たちに『えっ、嘘でしょ? 犬屋敷やるの?』って言われて読んだら引き込まれました。犬屋敷さんと同じ年代(50代後半)で本当に良かった。光栄です。全国のジジイ選抜、同じ年代の中から選手に選ばれた気持ちで取り組みました」とコメント。
また「役者の中井貴一さんも同じ歳なんですけど、『いぬやしき』をやるって言ったら犬の映画だと思っていた。昨日ちょうど会ったら『犬の映画できたの?』って。まだ全然知らない。早く見せたい」と話して客席を笑わせた。
初の悪役となる獅子神にチャレンジした佐藤は「漫画の中でも特に獅子神皓に魅力を感じていたんですけど、高校生ですから。実写化されても自分ではないだろうなと思っていたところに話を頂けたので『本当に僕でいいんですか?』って」と述懐。「『佐藤健、そろそろ高校生は厳しいんじゃないのか?』って話をされまして、実際28なので、それを言われたらぐうの音も出ない。獅子神は、ロボットになっていろいろ一気に悟ったんですね。で、10年老けた…と解釈してもらえれば」と語った。
木梨の印象について問われると「ものスゴくナチュラルでびっくりしました。お笑いの要素を出してこられると思ったけど一切なかった。何十年も俳優として生きています、というような佇まい」と絶賛。さらに佐藤が後方へ一歩下がって「ここらへんから見る木梨さんは、モーガン・フリーマンかと思った」とベタ褒めすると、木梨は“よくやった”と言わんばかりに「あとで5千円あげる」と佐藤を褒め称えた。
この日のイベントには本郷奏多、二階堂ふみ、三吉彩花、佐藤信介監督も出席した。
映画『いぬやしき』は4月20日より全国公開。