長澤まさみ、11年ぶり月9主演作に「自信がなくなった瞬間あった」

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女優の長澤まさみが、26日都内で行われたフジテレビ系月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』の第1話完成披露試写会&舞台挨拶に、共演の東出昌大、小日向文世と登壇した。
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欲望とカネが渦巻く華やかな業界を舞台に、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤)、ボクちゃん(東出)、リチャード(小日向)が、欲望にまみれた人間たちから大金をだまし取っていく姿を描く本作。約11年ぶりに月9に主演する長澤は「自信がなくなった瞬間があった」と撮影時の心境を振り返るも、「人をだましてお金を取るという物語のベースは古典だけれど、その間にある変化球が上手く、伏線もあって、セリフも生き生きしている。みんなの期待を背負って撮影しましたが、出せることはやり尽くしたと思っている」と胸を張った。
20ほどのキャラクターに変装するという長澤を「努力の人」と評した東出は、「さまざまな役になるので、長澤さんが何種類もいるようです。変装に合わせてきちんとした発音で中国語を話したり、山形弁で話したり。目でも耳でも面白い」と変幻自在ぶりに感嘆。
一方、長澤から「小日向さんの東出君への憧れが強すぎて、見る眼差しが違う。これは恋」と指摘された小日向は、「だってこの背の落差、歳も倍違う」と東出のハンサムぶりにすこしズレた嫉妬を見せながら、「東出君は大人。しかも子供が3人いるんだよ。家に帰ると生まれたばかりの赤ちゃんがいる。ものすごくいいパパ」と私生活での顔を暴露。無邪気にドラマトークから脱線する小日向に爆笑する東出と、「関係ないよね? 今はボクちゃんの話をしよう?」といい感じでツッコミを入れる長澤…と、3人のやりとりが場内を沸かせた。
それでも小日向の暴走は止まらず、「いつも長澤さんに馬鹿にされている」としょんぼりしたかと思えば、劇中で姐御スタイルに扮した長澤について「肌がきめ細かい」と嬉しそうに発言。長澤から「常に“いいね~”って触ってきた。嬉しかったからいいけど!」と軽いセクハラ疑惑を掛けられると、急にシリアスになって「触ってないよ! そういうのが書かれるんだからね!」と言い出し、さらなる爆笑を巻き起こしていた。
ドラマ『コンフィデンスマンJP』は、フジテレビ系にて、4月9日より毎週月曜21時放送。