『死霊のはらわた リターンズ』打ち切り B・キャンベルはアッシュ引退宣言

映画『死霊のはらわた』シリーズのサム・ライミと、主人公のアッシュを演じる俳優ブルース・キャンベルが再タッグを組み、映画の後日譚を描くテレビドラマシリーズ『死霊のはらわた リターンズ』。米Starz局がシーズン3で打ち切ることに決めたと、The Hollywood Reporterなどの海外メディアが報じた。
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ドラマの舞台は映画シリーズ3作目『キャプテン・スーパーマーケット』から30年後。中年になったアッシュが再びチェーンソーとショットガンを手にして、新しい仲間と共に、悪霊と死闘を繰り広げる姿を描く。
現地時間29日に全米放送される第10話が、シリーズフィナーレになるという。同ドラマは2015年にシーズン1が放送された当時、43万7000人の視聴者数を獲得したが、シーズンが進むにつれて視聴者数が落ち込んでいき、15日に放送されたシーズン3第8話の視聴者数は17万5000人だったとのことだ。
ブルースは打ち切りを受けて、「『死霊のはらわた リターンズ』は人生最高の経験だった。アッシュ・ウィリアムズは人生最高の役だった」と声明でコメント。製作総指揮のライミとロブ・タパート、Starz局に感謝を表した。
打ち切りになったドラマが別の局に拾われることがあるアメリカのテレビ界だが、ブルースはアッシュ役に未練がないようだ。米ホラーサイトBloody DisgustingがドラマのファンにNetflixでシリーズを続ける道を模索することを提案すると、自身のツイッターに「頑張ろうとしてくれるファンには申し訳ないが、僕はアッシュ役を引退してる」と、アッシュ役との決別を宣言している。