山田孝之、長澤まさみとのキスが多い作品に満足「やっとご褒美が来た」

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山田孝之と長澤まさみが、30日に都内で開催された映画『50回目のファーストキス』の完成披露舞台あいさつに、福田雄一監督らと出席した。山田は全編ハワイロケで、長澤とのキスシーンが多い本作について「やっとご褒美が来たなと思いました」と語った。
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ハワイのオアフ島を舞台に、記憶障害によって前日の出来事を全て忘れてしまう瑠衣(長澤)と、そんな彼女に一目惚れしたプレイボーイの大輔(山田)が織りなすロマンスを描く本作。山田はオファーを受けた時のことを「18年くらい俳優をやってた状態だったんですけど、やっとご褒美が来たなと思いました」と回想。「結構、ずっと仕事してて。大変なことも色々あったんですよ。そんな中で、福田組で、ハワイで…長澤さんとチューをいっぱいする」と、作品の内容に満足した様子だった。
これを聞いた福田監督は、山田にメールで出演オファーを出したことに触れ、「『どうですか? 山田君』って言ったら、一番最初の山田君の答えが、『断る理由がありません』って」と暴露。山田は「一応、探したんですよ、断る理由を。いくら考えても出てこなかったですね」と白い歯を見せた。
一方、「自信をもって、2回、3回と見てもらいたいなと思う映画になりました」と作品の仕上がりに自信をのぞかせた長澤は、ハワイでの撮影について「ハワイに行ってから、ずーっと浮かれちゃって。ハワイって浮かれますよね? それで、私何やってんだろ? ってちょっと反省したりとか(笑)」と照れながら振り返っていた。
当日は、登壇が叶わなかったムロツヨシがビデオ出演したほか、主題歌を手掛けた平井堅がサプライズで登場する一幕も。以前にスペイン料理屋で平井と遭遇したという山田は、平井の起用について「普通だったら素直に喜べるんですけど、やっぱり福田組なので…。この題材で書いてもらったのが、本当に一回損した気分ですね。どうせ平井堅さんに書いてもらうんだったら、もっとちゃんとした場で書いてもらいたかった」と残念そうに明かして、会場を沸かせていた。
この日の舞台挨拶には、勝矢、太賀、山崎紘菜、佐藤二朗も出席した。
映画『50回目のファーストキス』は6月1日より全国公開。