ブラッド・ピット、ワインスタインのセクハラスキャンダルを映画化へ

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女優や女性スタッフに対するセクハラや性的暴力を長年にわたり繰り返していたとして、糾弾されたハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン。ブラッド・ピットが、きっかけとなったニューヨーク・タイムズ紙の記事をベースにワインスタインのセクハラ・スキャンダルを映画化するという。
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E!Newsによると、ブラッド率いる製作会社プランBとアンナプルナ・ピクチャーズが、映画化権を取得したという。ニューヨーク・タイムズ紙のジョディ・カンターとメーガン・トゥヘイは10ヵ月に及ぶ調査取材により、女優のアシュレイ・ジャッドらに証言を取りつけ、ワインスタインのセクハラを告発した。両者は2018年ピュリツァー賞の公益賞を受賞している。映画はワインスタインではなく、この女性記者二人に焦点をあてて描かれるとのことだ。
詳細は明らかになっていないが、カトリック教会の児童性的虐待スキャンダルを暴いたボストン・グローブ紙の記者たちを描く『スポットライト 世紀のスクープ』や、ベトナム戦争に関する国家機密文書をめぐるワシントン・ポスト紙と米政府の攻防を描く『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』などに通じる社会派ドラマになることが見込まれる。
監督やキャストなどの続報が待たれるところだ。