松本穂香、ドラマ『この世界の片隅に』主演「信じられない気持ち」

エンタメ

公開日：2018/5/5 06:00

TBS『この世界の片隅に』キャスト発表取材会に出席した松本穂香と松坂桃李　クランクイン！

松本穂香、ドラマ『この世界の片隅に』主演「信じられない気持ち」の

　女優の松本穂香と俳優の松坂桃李が、3日に神奈川県内で開催された7月スタートの新ドラマ『この世界の片隅に』（TBS系／毎週日曜21時）のキャスト発表取材会に出席した。松本は出演決定時の心境として「信じられない気持ちでいっぱいだった」と話したほか、松坂との共演を思い描いていたことを明かした。

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　こうの史代による同名漫画を基にする本作は、昭和19年ごろの広島・呉を舞台に、ヒロインの北條すず（松本）が、夫の周作（松坂）らと送る日常を描く人間ドラマ。3000人以上が参加したオーディションで選ばれた松本は「信じられない気持ちでいっぱいだった」と出演決定時の心境を回想する。

　また「すずさんをやるんだ！っていう気持ちでオーディションを受けさせていただいていたので、後から後からじわじわと、『あ、すずさんになれるんだ』っていう嬉しさは、すごく大きかったですね」と明かし、役作りについては、すずが下駄を履いていることに触れ「ワンコの散歩に行く時だったり（笑）、家の近所を下駄で歩いたり。撮影で長い期間、島に行っていたんですけど、島に下駄を持って行って、移動の時にずっと下駄を履いたり」と語った。

　一方の松坂は「すずさんの夫役ということで、しっかりと寄り添いながら、支えながら、小さい幸せをたくさん築き上げていきながら、生きていけたらなと思っております」と発言。初共演の松本については、すず役に「ぴったり」と絶賛し、「緊張している感じが見えなくて。たぶん肝が据わっている女性なんだなっていうのは感じています」とも。一方の松本は、自身の出演決定後、松坂が周作役に合うと考えていたことを告白し、「お母さんと話してて。『ぴったりだよね』とか言ってて」とニッコリ。これを聞いた松坂は「キャスティングしていただいて、ありがとうございます！」と返して記者を笑わせていた。

　当日は、尾野真千子が周作の姉・径子、田口トモロヲが周作の父・円太郎、伊藤蘭が周作の母・サン、久保田紗友がすずの妹・すみ役で出演することも発表された。また、ドラマオリジナルキャラクターとして、伊藤沙莉が北條家の隣に住む刈谷幸子を、土村芳が北條家の近くに住む主婦・堂本志野を演じることも明らかになった。

　日曜劇場『この世界の片隅に』はTBS系にて、7月より毎週日曜21時放送。

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更新日：2018/7/10 19:31

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