中山美穂と共演のキム・ジェウク、「中山さんは特別」とリスペクト

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女優の中山美穂が主演する日韓合作映画『蝶の眠り』の初日舞台挨拶が12日、都内で行われ、中山のほか、共演のキム・ジェウク、音楽監督の新垣隆、チョン・ジェウン監督が登壇した。
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本作は、遺伝性のアルツハイマーに侵された女流小説家・松村涼子(中山)と、韓国人留学生チャネ(ジェウク)が繰り広げるラブストーリー。
5年ぶりの映画主演でジェウクとは初顔合わせの中山だが「初めてだけれど、初めてじゃないような…」と運命的なものを感じていたよう。「衣装合わせのときに初めてお会いしたのですが、振り返ったときに彼がいて。脚本通りのイメージだったのでガン見しました」と思い出し笑い。それに対し、ジェウクは「初めて会ったときのことは死ぬまで忘れないと思う。その瞬間、空気が止まった感じ。目が大きい女優さんが僕をジーッと見て。それは2秒くらいだけれど、すごく長く感じました」と初対面の印象を振り返った。
中山との共演にジェウクは「子供のころにテレビや映画で観ていた有名人と会うということはもう十何年経験して慣れていますが、中山さんは特別」とリスペクトし「韓国では中山さんが主演した『Love Letter』が有名。それに出演していた方と映画を撮るということが実感できませんでした。でも完成した映画を観たときに実感しました。光栄でした」と共演を喜んだ。
本作は9月に韓国で劇場公開されることも決定。1995年の主演作『Love Letter』が韓国で人気の中山は、「監督が『Love Letter』が好きということでオファーをいただき、その流れでこの作品(『蝶の眠り』)が生まれたので、韓国の方々にもたくさん観てもらえたらうれしい」と期待。それにジェウクは「中山さんには韓国に舞台挨拶に来てもらいたい。きっといい雰囲気の中でできるはず」と来韓をオファーしていた。