池脇千鶴の笑顔がまぶしい『きらきら眼鏡』ポスター&場面写真解禁
作家・森沢明夫の恋愛小説『きらきら眼鏡』が、金井浩人と池脇千鶴のダブル主演で実写映画化されることが決定。鮮やかな青空を大きく用い、見る人に前向きな思いを抱かせるポスタービジュアルと場面写真も併せて解禁となった。
【写真】『きらきら眼鏡』ポスタービジュアル&キャスト・場面写真
本作は、「最後の1ページまで切ない」と絶賛を浴びた原作を基に、恋人の死を乗り越えられない主人公と、余命宣告を受けた恋人を持つヒロインの触れ合いや心情を中心に、死生観や恋愛観を織り込んで描く人間ドラマ。
恋人の死を乗り越えられない駅係員・明海(金井)は、産業廃棄物処理場の事務員・あかね(池脇)と1冊の古本をきっかけに知り合う。常に前向きで笑顔のあかねは見たもの全部を輝かせる“きらきら眼鏡”をかけていると語り、明海に「時間って命と同じだから、もたもたしてたら時間切れになっちゃうよ」と指摘。余命宣告を受けた恋人・裕二(安藤政信)と向き合うも、毎日を輝かそうとするあかねに、明海は次第に心惹かれるようになる。
メガホンを取るのは、『つむぐもの』が高評価を受けた犬童一利。古畑星夏が明海の同僚・弥生に、杉野遥亮が明海の旧友・孝之に扮するほか、片山萌美があかねの同僚・正枝役を演じるなど、多数の旬な共演者が脇を固めた。また、チェリストの柏木広樹が葉加瀬太郎と西村由紀江をフィーチャリングした楽曲『Reminiscence~回想~』がエンディングに起用されている。
今回解禁されたポスタービジュアルでは、大きく広がる青空の下、驚いたような顔つきの明海と、屈託なく笑うあかねが寄り添う様子をとらえた。原作と映画両方でキーとなる「自分の人生を愛せないと嘆くなら、愛せるように自分が生きるしかない。」という言葉も添えられ、前向きな印象を与える1枚となっている。
また、傘を差したまま笑いかける制服姿のあかね、うつろな顔つきでベッドの上に横たわる裕二、緑がうっそうと茂る路地に立ち尽くすあかねと明海の姿をそれぞれ写した場面写真も公開されている。
映画『きらきら眼鏡』は、9月7日よりTOHOシネマズ ららぽーと船橋にて先行公開。その後、9月中旬より全国順次公開。