罰金も! イギリスにロイヤルウェディングの話題を禁止するパブ登場

イギリス中西部の都市ダービーのパブ「The Alexandra Hotel(アレクサンドラホテル)」が、ロイヤルウェディング当日にロイヤルウェディングの話題を禁止したことで話題になっている。店内に貼られた告知ポスターにはロイヤルウェディングよりももっと面白いネタを話すよう促す文章と、違反者には罰金が課せられる旨が記されている。海外メディアSkyNewsが伝えた。
【写真】ロイヤルウェディングの話題を禁止ししたパブ店主アンナさんと店内の様子
同パブでは、2011年のウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式の際も同様にロイヤルウェディングの話題を禁止。その罰金から400ポンド(約5万8000円)を慈善事業に寄付したという。店主のアンナ・ダイソンエッジさんは特に王室に反感があるわけではなく、単純に寄付を募るいいアイディアだと考えたそうだ。
「このアイディアは、ウィリアム王子とキャサリン妃のウェディングの際に、当店の常連客から出たものです。ロイヤルウェディングの話題ばかりでうんざりだと話していて」「それで禁止したところ、寄付金を募る良い方法になりました」とアンナさん。寄付金はロイヤルダービー病院に寄付される。これまで罰金を払ったのは常連客ではなく、ほとんどが初めて来店した客だったとのことだ。