ハルク・ホーガンの動画流出裁判、『ハンガー・ゲーム』監督で映画化
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元人気プロレスラーのハルク・ホーガンが2012年、プライベートのセックステープを盗撮・流出した相手と、テープを買い上げて公開したメディアを訴えた裁判。Comingsoon.netによると、映画『ハンガー・ゲーム』シリーズのフランシス・ローレンス監督のメガホンによって映画化されることが決定したという。
【写真】「ハルク・ホーガン」フォトギャラリー
金髪のロングヘアと口ヒゲがトレードマークのハルク・ホーガン。日本でも新日本プロレスに登場し、人気を博した。ホーガンは2012年、親友でラジオパーソナリティのババ・ザ・ラブ・スポンジの妻だったヘザー・クレムとのセックステープが流出すると、性行為に及んでいるところを盗撮されたとして、ババとヘザー、そしてテープを編集し公開したオンライン・ゴシップサイト「Gawker」の運営会社を名誉毀損などで訴えた。2週間にわたり行われた裁判で勝訴したホーガンは、1億1500万ドル（約127億2130万円）の損害賠償金を受け取ることになった。
その後、ホーガンはGawkerが裁判所の書類をリークしたとして、Gawkerを相手に別の裁判を起こし、6か月後に3100万ドル（約34億3000万円）の賠償金と、同サイトの閉鎖で和解したという。
映画はこうした裁判の流れを追ったライアン・ホリデー著のノンフィクション『Conspiracy：Peter Thiel，Hulk Hogan，Gawker，and the Anatomy of Intrigue（原題）』をべースにする。脚本は映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』のチャールズ・ランドルフが執筆するとのことだ。ローレンス監督は製作も務める。
ローレンス監督は原作を読んで「このストーリーに完全に引き込まれた。この上なく素晴らしい現代的な話で、すぐに映画化に向けた構想が思い浮かんだ」とコメントしている。キャストや撮影時期などは不明。
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