堺雅人が“F”になった瞬間「空気が一変。ものすごい圧」 “リ・ミンヅァ”木幡竜が語る『VIVANT』裏話
一度見たら忘れられない役を、どう作り上げたのか―。あす11月8日に最終話となる第24話(第2シーズン第14話)が放送される日曜劇場『VIVANT』より、主人公・乃木憂助(堺雅人)らが所属する、自衛隊直轄の非公認組織「別班」の前に立ちはだかるリ・ミンヅァ(漢字表記:李茗沢)を演じた木幡竜のインタビューが到着。木幡は、出演が決まってから第1シーズンを一気に見て、そのスケールと俳優陣の熱量に衝撃を受けたという。一度見たら忘れられない笑い方や声色まで作り込んだリ・ミンはいかに生まれたのか。共演者とのやりとりや役作り、そして第21話で堺の芝居に圧倒された瞬間まで、撮影を振り返る。
【写真】「今回はあえて外見から作り込みました」 髪型も特徴的なリ・ミンヅァ(木幡竜)の登場シーン
■笑い方も声色も1ヵ月かけて役作り
――演じるリ・ミンヅァは第2シーズンからの登場でした。第1シーズンはどのようにご覧になりましたか?
リアルタイムでは見れていなかったです。出演のお話をいただいてからまとめて見て、「日本のドラマでここまでのスケールで作れるのか」と驚きました。
これだけ壮大な物語だと、映像化した時“ちゃち”に見える可能性もあると思うんです。「VIVANT」はものすごい規模で撮っていることも伝わってくるし、皆さんのお芝居にも迫力がある。すごく興奮しました。その熱量のまま撮影に入れたのはうれしかったです。
――実際に参加して、『VIVANT』だからこそと感じた撮影は?
爆破や車を使ったシーンです。撮影現場で車がぶら下がっているのを見た時は、日本のドラマではあまり見たことがなかったので、驚きました。やっぱり『VIVANT』ならではの規模感だなと思います。
――放送後、周囲からの反響はいかがでしたか?
リが出始めた頃から、周りに「ものすごいサイコパスだ」と捉えられて、いろいろなところでいじられました(笑)。
――リを演じる上で、最初に考えたことは?
衣装合わせの時に、とにかく「こいつは癇に障るやつ」だと聞きました。そこまで明確に一言で役を示されたのは初めてで、「それだけは全うしたい」と思いました。
さまざまな映画を見たり、アメリカ映画の『ショーシャンクの空に』に出てくる姑息で腹の立つ登場人物の笑い方も参考にして、1ヵ月くらいずっと考えていました。「どっちの笑い方がムカつく?」と周りに聞いたりして(笑)。その方向性が決まってから、声色も作っていきました。
