ボルグVSマッケンロー、世界中が注目したウィンブルドン決勝戦を映画化

シャイア・ラブーフとスベリル・グドナソンが共演する映画『Borg vs McEnroe(原題)』が、邦題を『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』として8月下旬に公開されることが決定。併せて場面カットも公開となった。
【写真】『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』場面写真
2017年のトロント国際映画祭オープニングを飾った本作は、希代の名テニスプレイヤーであるビヨン・ボルグとジョン・マッケンローの二人が、1980年のウィンブルドン決勝戦で繰り広げた3時間55分に及ぶ世紀の試合を映画化したもの。
ボルグは、彫刻のように美しいビジュアルと冷静沈着な姿から“氷の男”と評され、20歳でウィンブルドン初優勝を果たすなど、テニス界の絶対王者として君臨していた。そのボルグのウィンブルドン5連覇を阻むのが、“炎の男”の呼び名を持つマッケンロー。類いまれなる才能を持ちながら、不利な判定を下した審判に食ってかかり、“悪童”とバッシングを受ける荒くれ者だ。そんなエレガントなプリンスとワイルドな野生児は、ウィンブルドン決勝戦で雌雄を決することとなる。
ボルグに扮するのは、『ドラゴン・タトゥーの女』の続編となる『蜘蛛の巣を払う女』(2019年公開)の主演に抜てきされたスベリル。『トランスフォーマー』シリーズのシャイアがマッケンローを演じる。メガホンを取るのは『アルマジロ』のヤヌス・メッツ監督。
公開された場面カットでは、ボルグとマッケンローの二人が並んで広いテニスコートに立ち尽くす姿をとらえたほか、報道陣のマイクを前にする二人の姿も確認できる。劇中の二人は、当時のボルグとマッケンローの姿にそっくりだ。スポーツ史に刻まれた究極の名勝負に注目したい。
映画『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』は8月下旬より全国公開。