ハル・ベリー&ダニエル・クレイグ『マイ・サンシャイン』 12月公開

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ハル・ベリーとダニエル・クレイグが奇跡的共演を果たす映画『Kings(原題)』が、『マイ・サンシャイン』の邦題で12月に日本で公開されることが決定。ティザービジュアルと特報映像も併せて解禁された。
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本作は、貧しいけれども愛にあふれる日々を送る血のつながらない家族と、世界に衝撃を与えた大事件“ロサンゼルス暴動”という、一見交わらないふたつを瑞々しい視点で描き出した。
1992年、ロサンゼルスのサウスセントラルで家族と暮らせない子供たちを育てるミリー。ミリーは貧しくも子どもたちに愛情深く、隣人のオビーも騒々しい一家に文句を付けつつ、実は彼らを温かく見守っていた。しかし、黒人が犠牲となった事件に対する不当判決で暴動が勃発してしまい、ささやかに暮らしていたミリーたちの生活にも変化が訪れる。
『チョコレート』でアカデミー主演女優賞を受賞したハルがミリーを、『007』シリーズのジェームス・ボンド役で多大な人気を誇るダニエルがオビーを熱演。メガホンを取るのは、デビュー作『裸足の季節』がアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。
解禁されたティザービジュアルでは、「何よりも大切な家族。私の太陽。」という言葉とともに、4人の子どもを抱きしめ、満面の笑みを見せるミリーをフィーチャー。一方で、「1992年、サウスセントラル。ただ一緒にいられるだけで良かった―。」という意味深な言葉に加え、何かにショックを受けた顔つきで呆然と前を見つめるオビーも捉えており、主人公2人の相反する様子が一緒になった形になっている。
特報映像では、ミリーやオビーが子どもたちと笑顔の絶えない毎日を送るさまから一転、鉄バットで標識を破壊する男、警察と住人の衝突、何者かから逃げ惑うミリーらの姿を活写。「その日は、突然やってきた。」「ただ、一緒にいられれば、それだけでよかったのに―。」というキーフレーズも飛び出し、見る者の不安を誘う内容になっている。
映画『マイ・サンシャイン』は12月15日より全国公開。