池松壮亮×蒼井優『斬、』トロント国際映画祭出品決定&新場面写真解禁

関連 :
池松壮亮と蒼井優が共演する映画『斬、』が、9月6~16日(現地時間)に開催される第43回トロント国際映画祭に正式出品されることが決定し、新場面写真も解禁となった。
【写真】『斬、』場面写真
塚本晋也監督は本作で、監督・出演・脚本・撮影・編集・製作を兼任。完全オリジナルで初の時代劇に挑む。物語の舞台は、250年にわたり平和が続いてきた国内が、開国するか否かで大きく揺れ動いていた江戸時代末期の江戸近郊の農村。時代の波に翻弄されるひとりの浪人と、彼に関わる人々を通して、生と死の問題に迫る。
先日発表されたヴェネチア国際映画祭コンペティション部門への出品に続き、北米最大の国際映画祭へ参加する本作は、世界的に影響力のあるアート系映画の巨匠たちが集うマスターズ部門への、日本から唯一の出品となる。これまでに塚本監督は、89年の『鉄男 TETSUO』以来、『鉄男II BODY HAMMER』『東京フィスト』『BULLET BALLET/バレット・バレエ』『双生児』『六月の蛇』『ヴィタール』『KOTOKO』『野火』と数多くの作品を海外の映画祭に出品している。
同映画祭への出品情報とともに、映画本編の美しい場面写真の数々も解禁となった。場面写真には、塚本監督の熱い想いに応えるべく、文武両道で才気あふれる浪人を渾身の力で演じた池松の姿が収められている。また、不穏な時代に精一杯生きる、浪人の隣人である農家の娘を凛とした美しさで体現している蒼井の姿も確認できる。
映画『斬、』は11月24日より全国公開。