W・アンダーソン監督、40’sフランスが舞台のミュージカル映画に着手か

独特な世界観でファンを魅了するウェス・アンダーソン監督。映画『グランド・ブダペスト・ホテル』などで知られる彼が次に手がける作品は、第二次世界大戦後の1940年代のフランスを舞台にしたミュージカルになりそうだ。フランスのメディアCharente Libreが報じた。
【写真】ウェス・アンダーソン監督作『犬ヶ島』 公開記念スペシャルナイトの様子
今年5月25日に日本公開されたアンダーソン監督の最新作『犬ヶ島』は、2038年の日本を舞台にしたアニメだったが、今度の作品はミュージカルとのことで、新たなウェス・アンダーソン・ワールドに期待が高まっている。
The Playlistによると、現時点でタイトルやストーリー、キャストなどの詳細は不明。アンダーソン監督は現在、フランス南西部のアングレームでロケーションハンティングを行っているという。同地は第二次世界大戦中に激しく爆撃された地域とのことだ。
アンダーソン監督はこれまでに2008年の短編『ホテル・シュヴァリエ』や、俳優のブラッド・ピットを起用したソフトバンクのコマーシャルをパリで撮影した。
撮影は今年後半か、2019年前半に始まることが見込まれる。キャストの顔ぶれを含めて続報を楽しみにしたい。