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『007』最新作、ダニー・ボイル監督の降板で2020年に公開延期が濃厚に

映画

『007』最新作、2019年英米公開は絶望的か(※『007 スカイフォール』場面写真)
『007』最新作、2019年英米公開は絶望的か(※『007 スカイフォール』場面写真)(C)AFLO

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 撮影開始3ヵ月前にダニー・ボイル監督が方向性の違いで降板したことで、『007』シリーズ最新作『Bond 25(英仮題)』の英米公開日に影響が出そうだ。2019年10~11月に予定されていて英米公開が2020年になるという。

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 2019年10月25日(現地時間)より全英公開、同年11月8日(現地時間)に全米公開が予定されていた『Bond 25(英仮題)』。The Hollywood Reporterによると、情報筋の話では2020年後半まで延びる可能性があるとのことだ。

 近年のボンド映画は大体にして10月~11月の英米公開だったが、ボイル監督が降板する以前の段階でも、公開日を2020年前半に延ばす話が持ち上がっていたという。

 『007』最新作はボイル監督が『トレインスポッティング』シリーズの脚本家ジョン・ホッジと共に執筆していたが、その脚本をめぐり製作側と意見が分かれたとのこと。手直しする前の脚本は、ダニエル・クレイグが6代目ボンドとして初登場する『007/カジノ・ロワイヤル』以降、『007 スペクター』までの全4作の脚本を手がけたニール・パーヴィスとロバート・ウェイドが執筆していた。

 『Bond 25(英仮題)』は新しい監督と脚本が決まって撮影が始められるまでに、何ヵ月も要することが予想される。

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