芦田愛菜、10月スタート連続テレビ小説『まんぷく』の語りに抜擢
10月スタートの平成30年度後期NHK連続テレビ小説『まんぷく』の語りを、女優の芦田愛菜が務めることが決定した。連続テレビ小説史上全編を通して語りを担当する最年少となる芦田は「“朝ドラ”に出演するというのは、私自身、女優としてお芝居を続けていく上での目標のひとつであるので、今回、語りという形で参加させていただけて、とても光栄に思っています」と語っている。
【写真】7歳のころの芦田愛菜
本作は、チキンラーメン、カップヌードルを開発した実業家・安藤百福とその妻・仁子の半生をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功を描くヒューマンドラマ。
ドラマ『まんぷく』で語りを担当することになった芦田は「ナレーションでシーンを壊してしまわないように、いい意味で存在感を消し、(ヒロインの)福ちゃん達を少し離れたところから見守るような存在でいられるように心掛けたいと思います」とコメント。さらに「福ちゃんが萬平さんを支え、強くなっていく姿を、視聴者の皆様と一緒に応援しながら、この、まんぷくという物語が楽しく、親しみ深いお話だと感じていただけるように精一杯努めさせていただきます」と意気込みを明かした。
芦田について、真鍋斎制作統括は「このドラマの時代設定は昭和の激動期ですが、実はそれほど昔の話ではなく、現代にも連なる物語であると、私たちは思っています」と話すと、続けて「そこで、『一人の少女が、おばあちゃんから聞いた話を友達に話して聞かせている』というような設定で“語り”を紡いでゆけないかと考えました」と起用の理由について説明した。
また本作の音楽は、これまで『梅ちゃん先生』や『花燃ゆ』などのドラマでも音楽を手がけた、作曲家の川井憲次が務める。
平成30年度後期・NHK連続テレビ小説『まんぷく』は、NHK総合にて10月1日より毎週月曜~土曜8時放送。