キアヌ・リーヴス&ウィノナ・ライダー共演『おとなの恋は、まわり道』12月公開
キアヌ・リーヴスとウィノナ・ライダーが4度目の共演を果たす映画『おとなの恋は、まわり道』が、12月に日本公開することが明らかになり、予告篇も到着した。予告篇には、イケメンながらヘンクツなフランク(キアヌ)と、美人なのに毒舌なリンジー(ウィノナ)が織りなす恋模様の一部が収められている。
【写真】『おとなの恋は、まわり道』ティザーポスタービジュアル&場面写真
本作は、極上ワインの産地としても知られ、“アメリカで最も幸せな都市”と呼ばれるカリフォルニア南部のサンルイスオビスポを舞台に、運命の出会いなんて信じないヘンクツ男・フランクと、運命の人を見つけたい毒舌美女・リンジーが、まさかの恋に落ちる姿を描く。
予告篇は、フランクとリンジーがお互いに全く祝う気になれない最悪の結婚式で出会うシーンから始まる。フランクはリンジーと熱烈なキスをしても「心は開かないからな」と言い放ち、ヘンクツ男ぶりを炸裂させる。一方のリンジーは、元婚約者の結婚式に過去との決別のために出席するも、逆に上手くいっていない今の自分に凹むことになるようだ。
キアヌは今回の役柄について「(フランクは)ものすごく不安定で人間嫌いだけど、僕は彼のウィットが好きだし、苦しみも理解できる」とコメント。「愛は多くの人にとっては良いものかもしれないが、彼には大きな不幸をもたらして終わるだけのもの。だったら最初から痛みを感じずに済むように関わらなければいいと思っている。だけど彼はリンジーと出会って、彼女に惹かれていく自分に気づき、自分の過去を乗り越えようとするのです」と解説している。
そんなキアヌとウィノナは、本作で4度目の共演となった。過去には『ドラキュラ』『スキャナー・ダークリー』『50歳の恋愛白書』で共演しており、本作での再タッグは、物語を気に入ったウィノナがキアヌに脚本を送った事で実現したという。物語の軸になる二人について、メガホンを取ったヴィクター・レヴィン監督は「二人の友情は、今回の撮影においては大きな財産だった」と語っている。
映画『おとなの恋は、まわり道』は12月に日本公開。