堤真一が初のアニメナレーションに挑戦 『おこしやす、ちとせちゃん』
俳優・堤真一が、10月スタートのテレビアニメ『おこしやす、ちとせちゃん』において、初のアニメナレーションを担当することが分かった。併せて、声優の遊佐浩二、小岩井ことりの出演も明らかになった。
【写真】アニメ『おこしやす、ちとせちゃん』メインビジュアルほか
本作は、もふもふでかわいいコウテイペンギンのひな「ちとせちゃん」による癒しのペンギンショートアニメ。清水寺、銀閣寺、祇園など、京都の名所をちとせちゃんがうろうろし、ペンギンの視点から物語が描かれる。
堤はドキュメンタリーやドラマのナレーションは数多く担当しているが、アニメのナレーションは初挑戦。さらに、主人公のちとせちゃんがしゃべらないこともあり、進行役として重要な役割を担う。堤は、実際に収録した感想として「主人公はゆるカワなペンギンなので、普段のナレーションはトーン低めですが、今回は“優しい目線”を意識してみました」と語っている。
また本作は、各話に登場する人物キャラを全て、京都出身者の遊佐と小岩井が担当する。テレビアニメ『弱虫ペダル』シリーズの御堂筋翔役などで知られる遊佐は「ショートアニメですが、時間に追われることなくゆったり観ることができます。京都の雰囲気をぜひ味わってください」と見どころをアピール。テレビアニメ『のんのんびより』シリーズの宮内れんげ役で知られる小岩井は「約10秒の間に6役を演じるシーンがありとても大変でしたが、頑張って演じさせていただきました。ぜひ、観ておくれやす」と京都弁でコメントを締めくくった。
さらに本作のエンディングテーマ曲は、女性シンガーソングライター・にゃんぞぬデシによる『泣く子も笑う』に決定。にゃんぞぬデシは「ちとせちゃんが見ている感じている世界を思い浮かべてみたら、優しくて温かくてひたむきな気持ちで曲が生まれました」と、初のアニメテーマ曲の制作を振り返っている。
アニメ『おこしやす、ちとせちゃん』はTOKYO MX、KBS京都にて10月5日より毎週金曜25時35分放送。