祖母から何を受け継いだ…? 『へレディタリー/継承』恐怖の予告解禁

映画『シックス・センス』の女優トニ・コレットが主演を務めるホラー映画『へレディタリー/継承』の30秒予告映像が解禁となった。公開された映像では、祖母を亡くしたばかりの一家が、初母から忌まわしい“何か”を受け継ぎ、想像を絶する恐怖に襲われる姿が描かれている。
【写真】 『へレディタリー/継承』ポスタービジュアル
本作は、アカデミー賞作品賞に輝いた映画『ムーンライト』や賞レースを席巻した『レディ・バード』を発表した映画スタジオ・A24が手がけるホラー。監督・脚本を本作が長編映画監督デビュー作となるアリ・アスターが担当し、すべてのシーンがラストへの恐怖の伏線となる脚本を執筆。映画『シックス・センス』『リトル・ミス・サンシャイン』のトニが主演を務め、鬼気迫る怪演をみせる。
家長の祖母・エレンが亡くなったグラハム家。エレンの娘アニー(トニ)は過去の出来事により、エレンに愛憎入り混じる感情を抱いていた。自身の人生を精巧なミニチュアで表現するアーティストであるアニーは、エレンとの暗い思い出をミニチュアにしてセラピーに通う。夫のスティーヴン、内気な高校生の息子ピーター、対人恐怖症の娘チャーリーと共に、家族を亡くした哀しみを乗り越えようとしていたアニーだが、一家が祖母から忌まわしい“何か”を受け継いでしまっていることに気付かないでいた…。
このたび公開された予告編では、祖母・エレンの葬儀を皮切りに、「祖母が遺した“何か”を受け継いだら死ぬ」というテロップと共に、暗闇での誰かの気配、ろう下を走る謎の光、ガラスに写った自分の顔がこちらを見て怪しく笑う姿など、さまざまな恐怖に襲われる家族の姿が映し出されていく。さらに、祖母に溺愛されていたチャーリーが死んだ鳥の死体から首を切り落とそうとするシーンも登場。想像を絶する恐怖の一端が垣間見える映像となっている。
映画『へレディタリー/継承』は11月30日より全国公開。