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ナチスの史実×現代の難民問題を重ねて描く『未来を乗り換えた男』公開

映画

 映画『東ベルリンから来た女』『あの日のように抱きしめて』で知られるドイツの名匠クリスティアン・ペッツォルト監督の最新作『TRANSIT(原題)』が、邦題を『未来を乗り換えた男』として来年1月に劇場公開されることが決定した。

【写真】フランツ・ロゴフスキ出演、全編140分ワンカット撮影『ヴィクトリア』フォトギャラリー

 本作は、作家のアンナ・ゼーガースが1942年に亡命先のマルセイユで執筆した小説『トランジット』を、舞台を現代に置き換えて映画化。過去作でも歴史に翻弄された人々の数奇な運命を描いて来たペッツォルト監督が、最新作ではユダヤ人がナチスによる迫害を受けた史実と、祖国を追われた難民をめぐる問題が深刻化する現代を重ね合わせるという大胆な試みで物語を紡いでいく。

 ファシズム吹き荒れるドイツを逃れフランスにやって来たゲオルクは、パリから港町マルセイユにたどり着く。ひょんなことから、彼はホテルで自殺した作家ヴァイデルに成りすまし、船でメキシコへ渡ろうと思い立つ。そんなときに一心不乱に人を捜す黒いコート姿の女性マリーと出会い、彼女に心を奪われるゲオルグ。しかしマリーが探していた夫とは、ゲオルクが成りすましているヴァイデルだったのだ。

 ゲオルク役のフランツ・ロゴフスキは、ドイツ映画賞6部門を制した映画『ヴィクトリア』やミヒャエル・ハネケ監督の『ハッピーエンド』といった話題作に出演。2018年にはベルリン国際映画祭にてシューティング・スター賞を受賞した。マリーには、フランソワ・オゾン監督作品『婚約者の友人』で、セザール賞やヨーロッパ映画賞にノミネートされたパウラ・べーアが扮する。

 映画『未来を乗り換えた男』は2019年1月12日より全国順次公開。

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