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三上博史、14年ぶり映画主演 ラブホテル舞台の密室劇

映画

 俳優の三上博史が14年ぶりに主演を務める映画『LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て』が、2019年1月に公開されることが決定した。R15+指定の本作は、ラブホテルを舞台とした密室群像劇となっている。

【写真】『LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て』フォトギャラリー

 監督と脚本を務めるのは、演劇プロジェクト『タクフェス』の主宰として知られ、脚本家や演出家、俳優としても活躍する宅間孝行。三上のほかに、酒井若菜、波岡一喜、三浦萌、阿部力、伊藤高史、柴田理恵、樋口和貞が出演する。

 歌舞伎町のラブホテル。警察官の間宮(三上)はビデオカメラをセットして、勤務中にもかかわらずデリヘル嬢の麗華と楽しんでいる。その場所に、間宮の妻で婦警の詩織が踏み込んできた。取り乱した間宮が麗華を銃で撃ち、死体処理のためにヤクの売人ウォンが呼ばれる。さらに、デリヘルのマネージャー小泉が麗華を探して現れる…。登場人物全員が“弱みを握られている”“弱みを握っている”状況で、それぞれの思惑と立場が交錯しながら物語は進んでいく。
 
 三上は「この映画は、宅間さんが脚本と監督をされたことで成立できた作品。宅間さんは、俳優の生態をよく知っている。俳優のバカさ、かわいさ、狡さ、脆さ、強さ、しぶとさ、覚悟。それらをどのように発揮させれば作品が良くなるかわかっている。今回、そんな撮影現場に出会えることができて幸せでした。しかも、そこに敬愛する波岡一喜さんや酒井若菜さんらがいる。役者冥利に尽きます」とコメント。さらに「しびれるように長い、長回しの撮影の瞬間に、ぼくらの魂の“何か”が映っているはずです。皆さんがその“何か”を発見し、楽しんで下さいますように心から願っています」と作品の魅力をアピールした。

 一方、宅間は「トンがってる日本映画あるじゃねえか。日本の人たちにも、日本以外の国の人たちにもそう言わせたい。この映画はそんな想いの結晶です」と想いを明かす。続けて「優しい気持ちになれる作品を作ってきた自分の、そんな新作を期待していた方々すいません。この映画の登場人物は、全員クソ野郎です。是非ご期待頂きたい」と語っている。

 映画『LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て』は、2019年1月全国公開。

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