『ハリー・ポッター』ルーナ役E・リンチ、摂食障害と闘った過去を告白

関連 :
J・K・ローリング原作の人気映画『ハリー・ポッター』シリーズでルーナ・ラブグッドを演じた女優のイヴァナ・リンチが、10代の頃に経験した摂食障害との闘いについて語り、『ハリー・ポッター』シリーズに助けられたことを明かした。
【写真】『ハリー・ポッター』の頃の姿も「イヴァナ・リンチ」フォトギャラリー
現在、米ABC局で放送されているバラエティ番組『Dancing With the Stars(原題)』に出演しているイヴァナ。E!Onlineによると、番組内の紹介ビデオの中で摂食障害との闘いについて自分の体験を語ったという。
2007年のシリーズ5作目『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』でルーナ役に起用されたイヴァナ。ルーナについて「彼女が苦しい時期に私を支えてくれた」と語っている。「私は11~12歳の頃、摂食障害だった。経験したことのある人なら分かるだろうけど、自分の人生を奪われてしまうようなことよ。『ハリー・ポッター』シリーズが唯一、私の気を紛らわせてくれたの」とのことだ。
ルーナ役に起用される数年前に『ハリー・ポッター』シリーズに出会ったイヴァナ。「J・K・ローリングに手紙を書いた。彼女は返事をくれたわ。その後、私たちはペンフレンドになった。私は病院を出たり入ったりしていて、彼女から届く手紙や本、優しさに触れて、もう一度生きたいと思った。私は自分が痩せているとか、完璧とか思える時の感覚よりも、創作や演技に関わっている時の感覚が大好きなの」と続けている。
J・K・ローリングと接触があったイヴァナだったが、ルーナ役は『ハリー・ポッター』のオーディションに参加して獲得。J・K・ローリングは後になって、イヴァナが役を射止めたことを知ったという。