『パディントン』第3弾の企画が浮上 プロデューサーが明言

ロングセラー児童小説『くまのパディントン』を実写映画化した『パディントン』。2014年の1作目『パディントン』が本国イギリスでは『アナと雪の女王』を超えるオープニング成績を記録するヒットとなり、世界でも好評を得て2作目『パディントン2』が製作・公開されたが、第3弾の企画が動いていると、Colliderが報じた。
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プロデューサーのデヴィッド・ハイマン氏が明かしたとのことだ。しかし、世界興行収入約2億6800万ドル(約303億6100万円)を上げた1作目、世界興行収入約2億2680万ドル(約256億9400万円)を上げた2作目でメガホンを取ったポール・フェイグ監督は、第3弾に関わっているものの、ハイマン氏いわく「続投しないと思う」とのことだ。
第3弾の進捗については「脚本はまだ完成していない。現在、トリートメント(あらすじよりも長い物語の概略)を作成中だ」と、ハイマン氏。フェイグ監督が2作目の脚本を担当したサイモン・ファーナビーと、アニメ『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』のマーク・バートンと共に、第3弾の構想をまとめているという。
ハイマン氏いわく、第3弾は前2作と同等のいい作品になるという確信がなければ、先に進めないとのこと。「実現することを願うよ。とても楽しいアイデアがある。どうなるかはまだ分からないがね。いいと思わなければ、やりたくない」と語っているという。