『西郷どん』第45回、ついに西郷自ら立つ 私学校の生徒たちが暴走

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NHK大河ドラマ『西郷どん』、今週放送の第45回「西郷立つ」では、西郷(鈴木亮平)が創立した私学校には続々と若者たちが集まって来た。私学校の生徒たちが政府の施設を襲撃したことをきっかけに、西郷は自ら戦の先頭に立つことを決断することに。鈴木は今回の展開について「『切ない』という言葉に尽きる回です」と語っている。
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西郷の私学校を警戒する大久保(瑛太)と川路(泉澤祐希)は、鹿児島に密偵を送り込む。その頃、各地で不平士族の反乱が勃発し、政府に不満を持つ私学校の生徒たちは暴発寸前だった。
西郷はその思いを何とか押さえ込んでいたが、私学校の生徒たちが政府の火薬庫を襲い、銃や弾薬を運び出す事件が起こってしまう。西郷はついに自らが立つことを決断する。
先週放送の第44回「士族たちの動乱」では、鹿児島に戻った西郷は畑仕事や狩りなどで静かな毎日を過ごしていた。しかし桐野(大野拓朗)たちが西郷を慕い、次々と政府を辞め鹿児島に戻ってくる。政府に対して不満を持つ全国の士族たちは爆発寸前だった。そんな中、岩倉具視(笑福亭鶴瓶)が土佐の士族に襲われる。そして佐賀では江藤新平(迫田孝也)がついに兵を挙げるが、大久保が率いる政府軍にあっという間に敗れる。逃亡する江藤は鹿児島へ向かい西郷に助けを求めるが、西郷は協力を拒否。江藤は政府軍に捕らえられ、残酷な処刑をされる。それでも士族たちの不満はさらに高まっていく中、西郷はそんな士族たちを統率し教育するための学校「私学校」を立ち上げる。だが、これが後の西南戦争につながることに…、という内容だった。
NHK大河ドラマ『西郷どん』第45回「西郷立つ」はNHK BSプレミアムにて12月2日18時、総合テレビにて20時放送。